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概要:インターネット交流サイト(SNS)を運営する米レディットは、ニューヨークでの新規株式公開(IPO)に向けて、投資銀行や法律専門家の採用に乗り出す。事情に詳しい2人の関係者が2日明らかにした。
SNSを運営する米レディットは、ニューヨークでのIPOに向けて、投資銀行や法律専門家の採用に乗り出す。事情に詳しい2人の関係者が2日明らかにした。写真はレディットのロゴ。7月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)
[2日 ロイター] - インターネット交流サイト(SNS)を運営する米レディットは、ニューヨークでの新規株式公開(IPO)に向けて、投資銀行や法律専門家の採用に乗り出す。事情に詳しい2人の関係者が2日明らかにした。
レディットは8月に実施した直近の資金調達ラウンドで評価額が100億ドルとなった。関係者の1人の話では、来年初めに見込まれるIPOで同社は企業価値を150億ドル強に高めたい考えだ。
ただ関係者は、IPOの具体的な時期や規模は市場環境次第になるとくぎを刺した。レディットの広報担当者はコメントを拒否した。
ここ数カ月、市場ではレディットが株式公開に動くとの観測が強まっている。ハフマン最高経営責任者(CEO)は最近の米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで、レディットは上場を計画しているが、タイミングは決めていないと語った。
レディットのSNSは、今年に入ってゲーム販売会社ゲームストップなどのいわゆる「ミーム株」を活発に購入する個人投資家の情報交換の場として一躍注目を集めた。デイリー・アクティブユーザーは昨年10月時点で約5200万人、立ち上げられたコミュニティーは10万超。ハフマン氏は、今年初めの個人投資家の熱狂的な投資ブームの間に、数百万人の新規利用者を獲得したと表明している。
レディットの大口出資者にはフィデリティ・インベストメンツ、アンドレッセン・ホロウィッツ、セコイア・キャピタル、テンセント(騰訊控股)などが名を連ねている。
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