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概要:米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は9日、8月の雇用統計が弱めとなったものの、入手可能な経済指標はなお心強い内容だとした上で、年内にテーパリング(量的緩和の縮小)が始まる公算が大きいという考えを示した。
米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は9日、8月の雇用統計が弱めとなったものの、入手可能な経済指標はなお心強い内容だとした上で、年内にテーパリング(量的緩和の縮小)が始まる公算が大きいという考えを示した。写真は3日撮影(2021年 ロイター/Andrew Kelly)
[ワシントン 9日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は9日、8月の雇用統計が弱めとなったものの、入手可能な経済指標はなお心強い内容だとした上で、年内にテーパリング(量的緩和の縮小)が始まる公算が大きいという考えを示した。
全米銀行協会(ABA)のオンラインイベントで「最近の統計の中に予想を下回るものがあったとしても、経済は引き続き非常に底堅い成長が見込まれる」と指摘。「最大雇用の目標にかなり近づいており、統計が予想通りとなれば年内にテーパリングのプロセスを開始することが適切になるだろう」と語った。
単月の指標が期待外れだからといって過大評価すべきではなく、「先週の労働指標のように、一つのデータから多くのシグナルを受け取らないことが重要だ」と述べた。
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