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概要:米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は1日、量的緩和の縮小(テーパリング)に着手する時期が「近く」到来する可能性があるという認識を改めて示した。
米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は1日、量的緩和の縮小(テーパリング)に着手する時期が「近く」到来する可能性があるという認識を改めて示した。2018年8月撮影(2021年 ロイター/Chris Wattie)
[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は1日、量的緩和の縮小(テーパリング)に着手する時期が「近く」到来する可能性があるという認識を改めて示した。
利上げについては、来年終盤もしくは23年初めまで実施されないという見通しを堅持した上で、テーパリングを近く開始し来夏までに終了させれば、FRBはその後利上げ余地を確保できると述べた。
また、インフレ上昇が制御できない状況に陥るとは想定していないとしつつも、インフレ圧力が予想されていたような一過性でない可能性に懸念を表明した。
米経済成長率については2021年が約6.5%、22年は約3.5%という見通しを改めて示した。
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