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概要:米国時間の原油先物は序盤の上昇から一転下げに転じた。サウジアラビアの産油量が近く新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)発生以来初めて日量1000万バレルを超えるとの報道を受けた。
米国時間の原油先物は序盤の上昇から一転下げに転じた。サウジアラビアの産油量が近く新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)発生以来初めて日量1000万バレルを超えるとの報道を受けた。2010年8月撮影(2021年 ロイター/Lee Celano)
[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米国時間の原油先物は序盤の上昇から一転下げに転じた。サウジアラビアの産油量が近く新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)発生以来初めて日量1000万バレルを超えるとの報道を受けた。
これに先立ち、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は4日に開いた閣僚級会合で、協調減産幅を毎月日量40万バレルずつ縮小する現行の計画を12月も維持することで合意した。
清算値は、北海ブレント原油先物が1.45ドル(1.8%)安の1バレル=80.54ドル。序盤には84.49ドルまで上昇していた。
米WTI原油先物は2.05ドル(2.5%)安の78.81ドル。この日の高値は83.42ドルだった。
2日終値からはブレント先物で約5%、WTIで約6%下落している。
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