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日銀・意見公表（6月16-17日分）では緩和策継続路線
概要：6月16-17日で開かれた日銀・金融政策決定会合における意見公表が行われ、「我が国の景気は感染症や資源価格上昇の影響から一部では弱まっているが、基調としては持ち直している」「急激な円安の進行は先行きの不確実性を高め、企業内での事業計画の策定を困難にするため、マイナスに作用する」との文言が記されました。
6月16-17日で開かれた日銀・金融政策決定会合における意見公表が行われ、「我が国の景気は感染症や資源価格上昇の影響から一部では弱まっているが、基調としては持ち直している」「急激な円安の進行は先行きの不確実性を高め、企業内での事業計画の策定を困難にするため、マイナスに作用する」との文言が記されました。
また、金融政策運営に関しては、「賃金の上昇を伴う形で【物価安定の目標】を持続的に実現できるよう、金融緩和を実施していく必要がある」とし、世界各国がインフレファイトをしている中、引き続いて日本のみ金融緩和を継続していく姿勢が伺えました。
週明けの為替市場は、クロス円が40-50pipsの下窓でスタートしましたが、窓はすぐに埋められました。対照的に、コモディティが小反発しており、ゴールドがギャップアップでのスタートとなりました。
米ドル円は、先週末に4時間足75MAで反発し小幅上昇したものの、上昇勢力は続かず、本日のアジア時間前半では134.964付近で下落を試す値動きとなっています。今週はG7首脳会議が28日まで開催されており、27-29日ではECBフォーラムが開かれます。週明けの価格動向を、まずはじっくりと静観しましょう
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