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概要:[ニューヨーク 15日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが対円で6週間ぶり高値を付けたほか、主要6通貨に対するドル指数も6週間ぶりの水準に上昇した。前日発表の米消費者物価指数とこの日に発
[ニューヨーク 15日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが対円で6週間ぶり高値を付けたほか、主要6通貨に対するドル指数も6週間ぶりの水準に上昇した。前日発表の米消費者物価指数とこの日に発表された米小売売上高で、連邦準備理事会(FRB)はインフレ対応に当面、引き締め的な金融政策を維持するとの見方が裏付けられたことが背景。
この日発表の1月の小売売上高(季節調整済み)は前月比3%増加。増加は3カ月ぶりで、2021年3月以来約2年ぶりの大幅な伸びとなった。前日発表の1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比伸び率が6.4%と、伸びは前月から鈍化したものの、市場予想の6.2%を上回った。
シリコンバレーバンク(サンフランシスコ)の外為部門責任者、アイバン・アセンシオ氏は、これらの経済指標を受け「ターミナルレート(政策金利の最終到達点)の予想は1月時点より0.25%ポイント押し上げられ、5.25%になった」と指摘。
3月と5月にそれぞれ0.25%ポイントの利上げが決定されるとの観測が改めて確認されただけでなく、より長期にわたり金利が高水準に維持される可能性が出てきたとし、「FRBが掲げる2%のインフレ目標の達成は、日に日に遠のいていくように見える」と述べた。
ドル指数は一時104.11と、6週間ぶり高値を更新。終盤の取引では0.6%高の103.90。
ドルは対円で一時134.355円と、1月6日以来の水準に上昇。取引終盤では0.8%高の134.16円。
スコシアバンクのチーフ外為ストラテジスト、ショーン・オズボーンは、 ドルが133.10円ゾーンを上抜けたことは、136.50─137円に向けて上昇が続く可能性があることを示していると述べた。 ユーロ/ドルは0.5%安の1.0682ドル。
英ポンド/ドルは1.3%安の1.2022ドル。
英国立統計局(ONS)発表の1月の消費者物価指数(CPI)前年比伸び率は10.1%となり、12月の10.5%から市場予想(10.3%)以上に鈍化した。昨年9月以来の低い伸びとなった。
英北部スコットランド自治政府のスタージョン首相が辞任を表明したことも影響した。
豪ドルは1.3%安の0.6897米ドル。オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は議会証言で、政策金利がまだピークを付けていないとの見方を改めて示した上で、どの程度の上昇余地が残されているかは分からないと述べた。
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