简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:投資家は今年のテクノロジー株の上昇に歓声を上げているが、これ以上浮かれ騒ぐことはないかもしれないとJPモルガン・チェースのマルコ・コラノビッチ氏は指摘した。
投資家は今年のテクノロジー株の上昇に歓声を上げているが、これ以上浮かれ騒ぐことはないかもしれないとJPモルガン・チェースのマルコ・コラノビッチ氏は指摘した。
コラノビッチ氏率いる株式ストラテジストらは17日の顧客向けリポートで、テクノロジー株は「買われ過ぎ」に見えると述べ、市場が既に債券利回りの低下を過大評価しているため、同セクターがその恩恵を受けないだろうとの見方を示した。
「結論としては、われわれはテクノロジー株のショートを推奨しているわけではなく、このセクターが昨年より相対的に好調になると考えるものの、その絶対的な上昇は伸び切っていると思う」と説明した。
コラノビッチ氏は、2022年の下げ相場の大部分を通じ、ウォール街で屈指の楽観論を示していたが、その後、今年の経済見通しの悪化を理由に見通しを転換。昨年12月中旬と今年1月、3月にJPモルガンのモデル株式配分を減らしていた。
同氏による22年のS&P500種株価指数の目標は4800と、昨年末時点の同指数よりも約25%高い水準だったが、同行の23年末予想は4200で、今の水準をわずかに上回るに過ぎない。
米国株は今年、暗い企業収益見通しとリセッション(景気後退)懸念の高まりにもかかわらず底堅く推移しており、テクノロジー株が相場上昇をけん引している。テクノロジー株の比重が大きいナスダック100指数は年初来で20%上昇している一方、S&P500種は8%の上昇にとどまっている。
JPモルガンは23年後半には株式のリスクリターンは妙味に乏しく、キャッシュが「大いに有望」だとし、モデルポートフォリオで株式をアンダーウエート、キャッシュをオーバーウエートに維持した。楽観的なソフトランディング(軟着陸)のシナリオでも、株式相場の上昇余地は5%弱だろうとし、緩やかなリセッションの場合には株価は安値を更新し、15%以上値下がりする可能性があるとコラノビッチは予想した。
コラノビッチ氏は株式をアンダーウエートとする一因として、相場上昇が「広がりに欠ける」ことを挙げ、ほんの一握りの銘柄が相場上昇をけん引していると指摘した。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。