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概要:資産家ロバート・フリードランド氏はカナダの資源会社テック・リソーシズ買収を目指すグレンコアの動きをカナダは軽視すべきでないと指摘した。自身も含め多くの投資家が石炭事業を分離した後のテックに関心を持つとみられると説明した。
資産家ロバート・フリードランド氏はカナダの資源会社テック・リソーシズ買収を目指すグレンコアの動きをカナダは軽視すべきでないと指摘した。自身も含め多くの投資家が石炭事業を分離した後のテックに関心を持つとみられると説明した。
カナダの鉱業会社アイバンホー・マインズの創業者であるフリードランド氏は17日の一連のツイートで、テックが他の選択肢を検討せずにグレンコアに身売りするのは目先のことしか考えない行動になると警告。16日にはテックのノーマン・キービル名誉会長がベースメタル事業と石炭事業への分割後に適正な条件の取引を支持すると述べていた。
フリードランド氏はツイートで、「短期的な利益と引き換えに軽々しくこのような優れた企業を犠牲にすべきではない」と呼び掛けた。
テックは26日の株主投票が迫る中、分離計画に十分な支持を得ようと急ぐ一方で、グレンコアからの一方的な230億ドル(約3兆900億円)規模の買収案をかわそうとしている。
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