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概要:オーストラリア準備銀行(中央銀行)の4日の政策決定会合では、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート誘導目標の25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げも検討されたが、昨年5月以降の引き締めサイクルを停止し、景気見通しを巡りさらなるデータを待つべきだとの論拠が有力と判断した。
2023年4月18日 11:01 JST
将来の会合で追加引き締めの必要性を再評価する論拠の方がより有力
引き締めが必要か再検討する前に追加データと最新予測入手が役立つ
オーストラリア準備銀行(中央銀行)の4日の政策決定会合では、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート誘導目標の25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げも検討されたが、昨年5月以降の引き締めサイクルを停止し、景気見通しを巡りさらなるデータを待つべきだとの論拠が有力と判断した。
18日に公表された議事要旨からは、インフレが高止まりし、労働市場もタイトな状況で、次回以降の決定会合で金融政策引き締めが必要になる可能性を政策委員会メンバーが念頭に置く様子がうかがえる。
豪中銀の政策委メンバーは「いずれの論拠も強いと認識したが、結局は今回の会合で(利上げを)停止し、将来の会合で追加引き締めの必要性を再評価する論拠の方がより強いとの見解で一致した」という。
議事要旨によれば、政策委メンバーの間では「適切な時間枠の範囲内でインフレを目標に戻すために金融政策の引き締めがさらにどの程度、いつ必要かを再び検討する前に追加データと一連の最新予測を入手することが役立つ」とのコンセンサスが得られた。
豪中銀はオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を10会合連続で計3.5ポイント引き上げ、積極的な金融引き締めを続けてきたが、今年4月の会合では3.6%に政策金利を据え置き、利上げを停止した。
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議事要旨の他の主な内容は次の通り。
四半期CPIとスタッフの最新予測に注目
消費支出の伸びにかなりの鈍化が見られる
タイムラグで利上げの十分な効果はまだ感じられず
将来会合で利上げ必要になる可能性を強調することが重要
将来の動きは景気と家計、CPI、雇用市場次第
短期的な著しい引き締まりに基づき利上げ停止決定
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