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概要:米消費者物価指数(CPI)を5月に押し上げた中古車価格の高騰は、6月には反転し、食品とエネルギーを除くコアCPIの伸びが鈍化するとの見方が広がっている。
米消費者物価指数(CPI)を5月に押し上げた中古車価格の高騰は、6月には反転し、食品とエネルギーを除くコアCPIの伸びが鈍化するとの見方が広がっている。
総合CPIの伸びは急激に鈍化しているものの、注目されているコアCPIは執拗(しつよう)な伸びを続けている。13日発表された5月のCPI統計では、中古車価格の上昇がコアインフレ率高止まりの主因となった。
一方、マンハイムなど民間企業がまとめた自動車価格の先行指標は既に下落し始めており、労働省労働統計局(BLS)が7月12日に発表する6月のCPI統計にこうした値下がりが反映され始めるとみられる。
ドイツ銀行のエコノミスト、ジャスティン・ワイドナー氏は、「マンハイムの価格がかなり大幅に下落し始めているため、今年後半にかけて中古車・トラックからの過度なインフレ圧力は予想していない」とし、新車価格の鈍化も要因だと指摘した。
Used-Car Prices Boost Core Inflation
Economists expect those prices to fall, starting in next month\'s report
Source: US Bureau of Labor Statistics, Bloomberg.
自動車価格データが最新のCPI指標に大きな影響を与えたことが示されている。中古車が含まれるコアCPIは5月に前月比0.44%上昇と、ディスインフレがほとんど進んでいないことを示唆している。 一方、中古車を除いた場合、同指数は同0.3%上昇にとどまっている。
新型コロナウイルス禍に中古車価格が大きく変動したため、市場の一部の変化を早期に示すとされるマンハイム米中古車価格指数などの指標への注目が高まっている。CPIに占める中古車の割合は3%未満だが、毎月の変動は非常に大きく、それが大きな話題となることもある。
Once-Stable Used-Car Prices Have Turned Volatile
Monthly change in Manheim used-car index
Source: Manheim
バークレイズのプージャ・スリラム氏らエコノミストは13日のリポートで、「5月のコアインフレ率は予想より強かったが、上振れ要因のほとんどは中古車価格によるもので、これは一時的な上昇だとみている」と指摘。5月に前年同月比5.3%上昇だったコアCPIの伸びは、年末までに3.8%に鈍化すると予想した。
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