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【欧州市況】株５日続伸、米利上げ終了へ楽観強まる－国債軒並み上昇
概要：13日の欧州株は続伸。５日連続高は４月以降で最長となった。米国で発表された経済統計が同国のインフレ減速をあらためて示唆したことから、米金融政策当局による利上げ終了が近づきつつあるとの楽観が強まった。
13日の欧州株は続伸。５日連続高は４月以降で最長となった。米国で発表された経済統計が同国のインフレ減速をあらためて示唆したことから、米金融政策当局による利上げ終了が近づきつつあるとの楽観が強まった。
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ストックス欧州600指数は0.6％上昇。業種別では鉱業、テクノロジー関連銘柄が上げを主導した。一方、建設・資材株は下落した。
欧州債市場では米インフレ統計を手掛かりにユーロ圏国債が上昇した。短期金融市場での主要中銀の利上げ見通しは一段と後退した。
イングランド銀行（英中央銀行）の政策発表日程にリンクしたスワップ金利の動向によれば、ピーク金利に6.5％を織り込む見方は解消し、現段階では来年３月に6.22％の見通しとなっている。先週は6.5％のターミナルレートが完全に織り込まれ、6.75％になるとの確率も一時は50％に上った。
英国債は続伸。２年債利回りは８ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）の低下。前日は20ｂｐの大幅低下だった。
ドイツ債も高い。欧州中央銀行（ＥＣＢ）のピーク金利は４％と織り込まれている。
7月13日の欧州マーケット概観（表はロンドン午後６時現在）
| 債券 | 直近利回り | 前営業日比 |
|---|---|---|
| 独国債2年物 | 3.15% | -0.08 |
| 独国債10年物 | 2.49% | -0.09 |
| 英国債10年物 | 4.42% | -0.09 |
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