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概要:米アルミニウム生産大手アルコアの4-6月(第2四半期)決算は、価格低下を背景に利益が市場予想を下回った。ただ、同社は今後数カ月に生産コストが下がり始めると見込んでおり、収益改善につながりそうだ。
7-9月期に原材料と生産の両コストの低下を見込む
アルミ価格低下が4-6月期利益を押し下げ
米アルミニウム生産大手アルコアの4-6月(第2四半期)決算は、価格低下を背景に利益が市場予想を下回った。ただ、同社は今後数カ月に生産コストが下がり始めると見込んでおり、収益改善につながりそうだ。
アルコアは19日の発表資料で、7-9月(第3四半期)に原材料と生産の両コストの低下が見込まれるとする一方、今年のアルミ出荷見通しを据え置いた。アルコアの株価は通常取引終了後のニューヨーク時間午後4時半(日本時間20日午前5時半)時点で約3%高の35.88ドル。
コスト低下見通しはコモディティー、エネルギー両セクターのトレンドを反映している。これに伴い、生産者は利益率改善を予想するなどしている。
ロイ・ハービー最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「4-6月期は価格低下に見舞われたが、当社のグローバルチームが短期的な課題に対処し、操業面の改善をもたらした」と指摘。「アルミナとアルミニウムの両部門で原材料および生産のコスト低下が見込まれ、7-9月期は財務面の改善を予想している」とコメントした。
4-6月期の調整後利益は特別な項目を除いたベースで1億3700万ドル(約191億円)と、予想の1億5800万ドルを下回った。同社は4-6月期について低めの価格設定に言及した。
アルミ価格は今年に入り7%余り下落。世界最大のアルミ消費国である中国の景気回復の低調さや、米経済成長を巡る不透明感などが背景。
アルコアは今年のアルミ出荷予想を250万-260万トンに据え置いた。
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