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概要:来週の外為市場でドル/円相場は、ジャクソンホール会議を経て短期的な調整が入るとみられている。足元は米長期金利の上昇を背景にドル高基調となっているが、週前半にかけては巻き戻しの動きがみられそうだ。ただ、米長期金利が高水準で推移する中では、ドル高地合いは変わらないとの予想も聞かれ、ドル/円がどんどん円高方向に振れる可能性は低いとみられている。週末には米雇用統計の発表を控えており、内容次第では値幅を伴った動きも警戒される。
[東京 25日 ロイター] - 来週の外為市場でドル/円相場は、ジャクソンホール会議を経て短期的な調整が入るとみられている。足元は米長期金利の上昇を背景にドル高基調となっているが、週前半にかけては巻き戻しの動きがみられそうだ。ただ、米長期金利が高水準で推移する中では、ドル高地合いは変わらないとの予想も聞かれ、ドル/円がどんどん円高方向に振れる可能性は低いとみられている。週末には米雇用統計の発表を控えており、内容次第では値幅を伴った動きも警戒される。
8月25日、来週の外為市場でドル/円相場は、ジャクソンホール会議を経て短期的な調整が入るとみられている。
予想レンジはドル/円が143―148円、ユーロ/ドルが1.06―1.09ドル。
<りそなホールディングス シニアストラテジスト 井口慶一氏>
「市場は、ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派姿勢を警戒している雰囲気だが、先々の利上げについてパウエル議長は明確な道筋を示さないのではないかとみている。イベント通過で来週はドル高の調整が入るとみられ、週前半にかけてはややドル売りが進む可能性がありそうだ。ただ、これもってドル高・円安のトレンドが変わったというわけではなく、米金利の上昇がみられる中では、ドルの強さは変わらないと予想する」
「一方、来週後半は月末月初にあたり、実需のフローにも注意したい。9月1日には8月の米雇用統計の公表を控えているので、ややボラタイルな値動きになるリスクもありそうだ」
<マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント 吉田恒氏>
「米国経済の堅調さから、ジャクソンホール会議でパウエル議長はタカ派姿勢をみせると考えている。米金利高・ドル高の流れは続くとみており、ドルは直近の高値(146.56円)をトライする動きも想定される。ただ、そうなると当局による円安阻止の介入警戒感も高まりそうで、ドルは高値圏で荒っぽい動きになりそうだ。足元のドル/円相場は短期間で大きく動く展開となっており、1週間でみれば4―5円程度動いてもおかしくはないだろう」
「ドル高地合いの裏で、ユーロの軟調な動きは続くとみている。テクニカル面では1.06ドル付近が一つの分岐点になっており、同水準近辺でユーロが下げ止まるのかが焦点となりそうだ」
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