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日本の不動産への海外からの投資､シンガポールが今年トップ-リポート
概要：シンガポールは今年これまでのところ、日本の不動産セクターへの最大の投資国となっている。不動産仲介会社ナイト・フランクがリポートで明らかにした。円安と物流・ホテル業などでの需要増が誘因だ。
2023 年 9 月 24 日 15:14 日本标准时间
シンガポールは今年これまでのところ、日本の不動産セクターへの最大の投資国となっている。不動産仲介会社ナイト・フランクがリポートで明らかにした。円安と物流・ホテル業などでの需要増が誘因だ。
今月発表されたリポートによると、2023年のシンガポールからの投資はこれまでのところ約30億ドル（約4450億円）に達しており、米国、カナダ、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）が続く。
シンガポール政府系ファンドのＧＩＣが米ブラックストーンから日本の倉庫６棟を８億ドルで購入したことが大きく貢献したと、ナイト・フランクのアジア太平洋地域調査責任者のクリスティン・リ氏はリポートで指摘している。
ＧＩＣのジェフリー・ジェンスバキ最高投資責任者（ＣＩＯ）は最近、日本について価値を実現し得る「非常に安い」市場と評している。海外投資家はまた、日本の低い借り入れコストに魅力を感じており、新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）後の観光ブームを受けてホテル部門により多くの資金を投じている。
調査会社ＭＳＣＩリアル・アセッツによると、ゴールドマン・サックス・グループ、ＫＫＲ、ブラックストーンなどは今年これまでに日本のホテル案件で計20億ドルを投じており、アジアの商業用不動産の他のセクターと比べて最も多い。
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