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概要:電子商取引の米イーベイは、ホリデーシーズンで繁忙期となる10-12月(第4四半期)売り上げについて厳しい見通しを明らかにした。米アマゾン・ドット・コムやウォルマートなど大型ライバルに買い物客を奪われ、苦戦が続いていることが示唆された。
2023年11月8日 12:17 JST
アマゾンやウォルマートなどライバルに買い物客奪われ、苦戦が続く
7-9月期の広告収入、アナリスト予想わずかに下回る
電子商取引の米イーベイは、ホリデーシーズンで繁忙期となる10-12月(第4四半期)売り上げについて厳しい見通しを明らかにした。米アマゾン・ドット・コムやウォルマートなど大型ライバルに買い物客を奪われ、苦戦が続いていることが示唆された。
同社は7日の発表文で、10-12月期売上高は24億7000万-25億3000万ドル(約3700億-3800億円)、1株利益は1-1.05ドルとの見通しを示した。アナリスト平均予想は売上高が26億ドル、1株利益は1.05ドルだった。
イーベイ株は通常取引終了後の時間外取引で約6%安。S&P500種株価指数が今年これまでに14%上昇しているのに対し、同社株は7日の通常取引終値時点で2%近く下落している。
カリフォルニア州サンノゼに本社を置くイーベイはかつて業界の先駆者だったが、米国でオンライン支出全体の伸びが継続しているにもかかわらず、国内市場シェアを失い続けている。
7-9月(第3四半期)は売上高が25億ドル、1株利益が1.03ドルとアナリスト予想とほぼ一致。広告収入は3億6600万ドルで、アナリスト予想の3億6800万ドルをわずかに下回った。
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