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投資家は2009年以降で最大の債券オーバーウエート－ＢｏｆＡ調査
概要：投資家の債券への配分比率が2009年３月以来の高水準となった。バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）の月次世界ファンドマネジャー調査で分かった。
2023年11月14日 17:05 JST
債券の配分比率は前月比18ポイント上昇し19％のオーバーウエート
投資家は現金比率を4.7％まで減らし、債券と株式に資金を配分
投資家の債券への配分比率が2009年３月以来の高水準となった。バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）の月次世界ファンドマネジャー調査で分かった。
マイケル・ハートネット氏率いるストラテジストは「2024年に向けた投資家の想定はソフトランディング、金利低下、ドル安、大型ハイテクと製薬株の強気継続だ」と指摘。
投資家は現金比率を4.7％まで減らし、債券と株式に資金を配分しているという。調査には合計運用資産5530億ドル（83兆8500億円）の225社が回答した。
債券の配分比率は前月比18ポイント上昇し、19％のオーバーウエートとなった。回答者の76％が米連邦準備制度の利上げサイクルは終わったと回答し、61％が債券利回りの低下を予想している。
投資家の実に94％が、来年は債券、株式、コモディティーのパフォーマンスが現金同等資産を上回ると予想している。先週は約777億ドルがマネー・マーケット・ファンドに流入し、年間では過去最大の１兆4000億ドルの流入となる見込みだ。
リポートによると、安定したマクロ見通しと金利に対するより楽観的な見方に支えられ、株式配分は22年４月以降で初めて差し引きでオーバーウエートに転じた。株式は11月に差し引きで２％のオーバーウエートと前月の４％のアンダーウエートからに反転した。
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