简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:今週の外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)がいずれ開始するテーパリング(量的緩和の段階的縮小)を視野に、ドルは底堅く推移する可能性が高い。ただし、アフガニスタン情勢がさらに緊迫化すれば株安を通じたリスク回避の円買いが先行する余地もある。
[東京 30日 ロイター] - 今週の外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)がいずれ開始するテーパリング(量的緩和の段階的縮小)を視野に、ドルは底堅く推移する可能性が高い。ただし、アフガニスタン情勢がさらに緊迫化すれば株安を通じたリスク回避の円買いが先行する余地もある。
今週の外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)がいずれ開始するテーパリング(量的緩和の段階的縮小)を視野に、ドルは底堅く推移する可能性が高い。写真は都内で2013年4月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)
予想レンジはドルが109.00━111.00円、ユーロが1.1700―1.1900ドル。
パウエルFRB議長は、27日のジャクソンホール会議で、テーパリング開始時期については年内が適切との見方を示しながらも、具体的な時期については明言を避けた。
パウエル議長の発言を受けて、米10年国債利回りは1.3%付近まで低下し、ドル/円も109.78円まで下落したが、テーパリングの年内開始が言及されたため、ドルの下げは小幅にとどまった。
上田東短フォレックスの営業推進室長、阪井勇蔵氏は「アフガン情勢が一段と緊迫化し、米国株が大幅安にならない限り、極端なドル安/円高にはならないだろう」とみている。リスク要因としては、アフガン情勢のほか、欧州金融当局者の発言、日米の株価や原油動向などがある。
欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は25日、最近の第3・四半期の指標が好調なため、ユーロ圏のマクロ経済予測を9月に再び上方修正する可能性があると述べた。
「ECBはこれまで金融政策の正常化に前向きではないとみられていたが、こうした発言を経て、ユーロは売られにくくなっている」(阪井氏)という。
FXcoin取締役の上田眞理人氏は「アフガン情勢が最も気になる。今のところ、ドル/円ではリスク回避の円買いが勝っているが、泥沼化した場合は世界経済全体への悪影響も懸念され、ドルを売り続けていいのか、迷うところだ」という。
9月3日には8月の米雇用統計が予定されるが、市場では、米国で賃上げの動きが広がっていることに注目する声が出ている。
SMBC日興証券のチーフマーケットエコノミスト、丸山義正氏は「米国では、これまで賃上げの動きは新規就労者や転職者に限られていたが、既存労働者にも急速に広がってきている。特に転職者と低賃金労働者で賃金上昇の加速が目立つ。FRBはリスクマネジメントの観点から、少なくともテーパリングを急ぐ必要がある」との見方を示した。
「低賃金労働者や低スキル労働者を中心とした賃金上昇加速は、パウエル議長の意向に沿うところであり、金融緩和縮小のハードルを引き下げる方向に作用すると考えられる」と丸山氏は言う。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。
昨年、インドにおいて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第1波が最も深刻だった時期、バガルプルの東部地区にあるジャワハルラール・ネルー医科大学病院(JLNMCH)は、地方における医療体制の脆弱(ぜいじゃく)さの典型的な例になっていた。
国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の開催期間を含めたここ数週間、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のフェイスブック(FB)で、気候変動に関する間違った、あるいは誤解を招く主張を展開する広告が流されていた。
終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。オーストリアが完全なロックダウン(都市封鎖)を再導入すると表明したことを受け、安全資産への逃避が進んだ。
米ホワイトハウスは19日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」に対し、十分な原油供給量を維持するよう再度要請した。