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概要:米国の中小企業の業界団体、全米独立事業者協会(NFIB)が2日発表した月次調査結果によると、8月に希望通り人材を確保できなかった小規模事業主は半数に上った。中小企業は引き続き資格要件を満たす人手の確保に苦慮している。
米国の中小企業の業界団体、全米独立事業者協会(NFIB)が2日発表した月次調査結果によると、8月に希望通り人材を確保できなかった小規模事業主は半数に上った。写真は2017年7月、米カリフォルニア州ソラーナ・ビーチで撮影した従業員を募集するサイン(2021年 ロイター/Mike Blake)
[2日 ロイター] - 米国の中小企業の業界団体、全米独立事業者協会(NFIB)が2日発表した月次調査結果によると、8月に希望通り人材を確保できなかった小規模事業主は半数に上った。中小企業は引き続き資格要件を満たす人手の確保に苦慮している。
調査によると、求人の未充足を報告した小規模事業主の割合は季節調整後で50%と、7月の49%から上昇。48年間の平均値である22%を28ポイント上回った。
また、採用を予定する事業主の91%が、資格要件を満たす応募者がほとんど、もしくは全くいないと回答した。
経済成長は過去40年間で最も高い伸びを記録すると予想されており、小規模事業主はこの1年、人手不足に悩まされ続けている。
調査に答えた小規模事業主の44%が熟練労働者の募集を行う一方、非熟練労働者向けに求人を出したのは27%だった。
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