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概要:米電気自動車(EV)大手テスラが2日発表した第3・四半期の納車台数は24万13000台と過去最高を更新した。前年同期比73%増加し、リフィニティブのデータに基づくアナリスト予想の22万9242台を上回った。
10月2日、米電気自動車(EV)大手テスラが発表した第3・四半期の納車台数は24万13000台と過去最高を更新した。写真はテスラのロゴ。ロンドンで5月撮影(2021年 ロイター/Matthew Childs)
[2日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラが2日発表した第3・四半期の納車台数は24万13000台と過去最高を更新した。前年同期比73%増加し、リフィニティブのデータに基づくアナリスト予想の22万9242台を上回った。
ゼネラル・モーターズ(GM)やホンダなどは半導体不足の長期化が足かせとなって第3・四半期の販売台数が減少している。しかし、テスラはこの問題をよりうまく乗り切った形で、納車台数は前期比でも20%増え、6四半期連続のプラスとなった。
アナリストによると、中国市場での好調や欧州向け輸出増加、低価格の「モデルY」投入などが生産拡大につながったもようだ。
ロイターが先月伝えたところでは、マスク最高経営責任者(CEO)は社内向けの電子メールで第3・四半期は異例なほど深刻な部品不足に苦しんでいると明かした上で、従業員に期末の納車を促進するようハッパを掛けていた。
車種別の納車実績は「モデル3」と「モデルY」が23万2025台、「モデルS」と「モデルX」が9275台。総生産台数は前期比15%増の23万7823台だった。
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