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概要:寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比295円23銭安の2万7674円99銭となり、反落で始まった。前日の米国株式市場の下落を嫌気する形となった。一時300円超安となった後、やや持ち直したが上値は重い。
寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比295円23銭安の2万7674円99銭となり、反落で始まった。写真は東京証券取引所で2018年10月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)
[東京 28日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比295円23銭安の2万7674円99銭となり、反落で始まった。前日の米国株式市場の下落を嫌気する形となった。一時300円超安となった後、やや持ち直したが上値は重い。
半導体関連や電子部品が弱い。自動車はトヨタが小安い一方、ホンダがプラスとまちまち。ソニーグループもプラス。指数寄与度の大きいファーストリテイリングやソフトバンクグループは下落し、2銘柄で指数を約90円押し下げている。
東証33業種では金属製品、サービス業、情報通信など26業種が下落。鉄鋼、電気・ガス業、保険業、繊維業など7業種が上昇している。
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終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。オーストリアが完全なロックダウン(都市封鎖)を再導入すると表明したことを受け、安全資産への逃避が進んだ。
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