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概要:ニューヨーク外為市場では、ドルが上昇し9カ月ぶりの高値を付けた。新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」の感染拡大や連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和の縮小)観測がドル買いを誘った。
[ニューヨーク 19日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが上昇し9カ月ぶりの高値を付けた。新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」の感染拡大や連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和の縮小)観測がドル買いを誘った。
ニューヨーク外為市場では、ドルが上昇し9カ月ぶりの高値を付けた。新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」の感染拡大や連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和の縮小)観測がドル買いを誘った(2021年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)
主要6通貨に対するドル指数は一時93.587と、昨年11月上旬以来の高値。その後は0.3%高の93.359。
前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、テーパリングについて、年内に開始されるとの見方が大勢となった。
UBSの為替ストラテジスト、バシリ・セレブリアコフ氏は、議事要旨が発表される前はテーパリングが年明けになるとの声が多かったと指摘。その上で「年内のテーパリングの可能性がサプライズになるとは考えていない」と述べた。
経済指標では、週間の新規失業保険申請件数が34万8000件と、前週から2万9000件改善し、2020年3月中旬以来1年5カ月ぶりの低水準となった。ただし相場への影響は限定的だった。
ユーロ/ドルは一時1.1665ドルと、昨年11月初旬以来の安値を付け、その後は0.3%安の1.1676ドル。
ノルウェークローネは対ドルで一時7月以来の安値を付け、その後は1.6%安の9.0365クローネ。ノルウェー中央銀行は19日、政策金利を予想通り過去最低のゼロ%に据え置いた。その上で、新型コロナウイルス流行から経済が回復するのに伴い、9月に利上げする可能性が高いと改めて表明した。
豪ドルは昨年11月以来の安値を付け、その後は1.2%安の0.7149ドル。ニュージーランドドルは0.8%安の0.6827ドル。ニュージーランド準備銀行(中央銀行)のオア総裁は19日、今後は金融刺激策の解除を進め、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を今後1年半でより中立的な水準に引き上げていく考えを示した。
ドル/円 NY午後4時 109.78/109.79
始値 109.65
高値 109.83
安値 109.52
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1675/1.1679
始値 1.1692
高値 1.1704
安値 1.1673
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昨年、インドにおいて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第1波が最も深刻だった時期、バガルプルの東部地区にあるジャワハルラール・ネルー医科大学病院(JLNMCH)は、地方における医療体制の脆弱(ぜいじゃく)さの典型的な例になっていた。
国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の開催期間を含めたここ数週間、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のフェイスブック(FB)で、気候変動に関する間違った、あるいは誤解を招く主張を展開する広告が流されていた。
終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。オーストリアが完全なロックダウン(都市封鎖)を再導入すると表明したことを受け、安全資産への逃避が進んだ。
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